今日から皆川博子の『開かせていただき光栄です』 を読みはじめた。
皆川博子の小説ははじめて読む。まだ数十ページだけど、 次はどうなる、どうなる、って感じで、どんどん読める。
昨日、Jonas Mekasの日記、"I Seem To Live: The New York Diaries Vol.1 1950-1969", Spector Books, 2020.が届いた。時期的にはメカスの代表的な日記作品 "I Had Nowhere To
Go"(『メカスの難民日記』)の後半に重なるところから、 その続きまでにあたる。その量じつに800ページ強。しかも、 1970-2011までの、ヴォリューム2も準備中だという。編 者があとがきで、 あるときメカスから1GBを越えるデータを渡された、 と書いている。そこにこの"I Seem To Live"が入っていた、と。
自分も年明けから毎日ここで日記を書きはじめていて、 すると800ページという物量の手応えが、いままでとまた違う。 月並みな言い方になってしまうけど、 そこに日々が詰まっているのだ。1GBになるくらい書くって、 どういうことなんだろうか、どんな感じなんだろうか?
今日で日記は42日目。たったの42日、とは言うまい。 分母がどれだけあっても、そのうちの1日は1日で、それらのつらなりがすべてなのだから。