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1日は1日 2020/02/16


今日から皆川博子の『開かせていただき光栄です』を読みはじめた。

皆川博子の小説ははじめて読む。まだ数十ページだけど、次はどうなる、どうなる、って感じで、どんどん読める。

昨日、Jonas Mekasの日記、"I Seem To Live: The New York Diaries Vol.1 1950-1969", Spector Books, 2020.が届いた。時期的にはメカスの代表的な日記作品 "I Had Nowhere To Go"(『メカスの難民日記』)の後半に重なるところから、その続きまでにあたる。その量じつに800ページ強。しかも、1970-2011までの、ヴォリューム2も準備中だという。者があとがきで、あるときメカスから1GBを越えるデータを渡された、と書いている。そこにこの"I Seem To Live"が入っていた、と。

自分も年明けから毎日ここで日記を書きはじめていて、すると800ページという物量の手応えが、いままでとまた違う。月並みな言い方になってしまうけど、そこに日々が詰まっているのだ。1GBになるくらい書くって、どういうことなんだろうか、どんな感じなんだろうか?

今日で日記は42日目。たったの42日、とは言うまい。分母がどれだけあっても、そのうちの1日は1日で、それらのつらなりがすべてなのだから。