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ときどき、書くことに 2020/02/25


また寒くなった。

今日は一日外出していた。

「ときどき書くことに救われる。そして、どうやら、ときどき、書くことに心底うんざりすることもあるようだ。なぜなら真に、十全に生かされているものに、書かれる必要はないから。それはおのずと、あとかたもなく燃え尽きる。涙は書かれなくてはならないか? では祈りは? 握手は?
 わたしの人生もそんなふうだったらいいと思う。
 でもいま、わたしはこの人生を讃えるために書く…
 満ち足りた人生は果実のようだ、おのずと熟して、落下する。
 いま、それはわたしの頭の下に落ちていて、わたしを食べ続けている、生まれようとして。」(Jonas Mekasの『I Seem To Live』より、1950年6月29日の日記)