4月最後の日。今月はなにかと多産だった気がしていたけれど、 日記を読み返しているとなんとなく暗いムードが立ちこめていて、 決して快調ではなかったんだなと思う。 最近のタイトルなんて三回つづけて「無」「酒」「寝た」だ。 ひどくて笑ってしまう。 夜も更けて疲れてきたときに更新するとこんな感じになるのかもし れない。来月からちょっと時間を変えて書いてみようかなと思う。
この4月は、なんといってもヴァーツラフ・ハヴェルの『 力なき者たちの力』(阿部賢一訳、人文書院、2019年) を読んだ。全部で22章あるスリムな本を、 1章ごとにノートにまとめながら、ひと月かけてゆっくり。 何度も胸が熱くなったし、 気を落とさずにやっていくヒントと力をもらった。