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犬とネコ 2020/08/24


快調と思えた次の日はだいたい不調である。均すとそこそこになるものだなと思う。

 

夏らしい入道雲を見た。暑さはそれほどではなかった。

 

アイザック・バシェヴィス・シンガーの「おとなになっていくこと」(工藤幸雄訳『お話を運んだ馬』所収、岩波少年文庫)を読んで感銘を受けるなど。同じ本に入っている「自分はネコだと思っていた犬と自分は犬だと思っていたネコの話」もとてもよかった。犬とネコが一匹ずつ飼われているその家には鏡がないので、二匹はお互いに自分の似姿を見て、そんなふうに思うのだ。勘違いといえばそうなのだが、さて、この仲良しの二匹が鏡で自分の「真の」姿を知ることは必要だろうか?というお話(ざっくりいうと)。

 

題名を引用して気づいたが、なんで犬は漢字でネコはひらがななんだろう…。