雨。昼過ぎに外出。
うれしい連絡ひとつ。
非常につらいということと、非常に愉快だということ、どちらの状態が書かれていても、
そのどちらでもないか、どちらもが混ざっている、ということを伝えようとする言葉以上には惹かれない。
言葉をつかって考えるわけだけれど、考えていると、状況をひとつの気分で染めるように促す力を感じる。
それにただ従うことは考えるとは言わないのであって、やっぱりこういう色もこういう色もあるにはある…と言ってみること。
あたらしい人間関係に触れた疲れ。なんとなく子供の頃から家にあったジャズのCDを聴く。安易だけれども。
今読んでいる小説、語り手たちの成功だけでなく失敗も書かれていて、大成功でもないけど大失敗でもない感じがとてもいい。
取り返しのつかないこともあるにはある、うまくいったこともあるにはある。どちらかひとつしか言わないのはちょっと、あやしい。