晴れ。稽古。午後から都内で友人と食事。散歩。コーヒー。長話。いくつかの計画。
それらの過程のすべてに休日のかがやきがやどっているようなめずらしい日。
したしい編集者からうれしいメール。
今日あった友人からいくつか日記にまつわる提案があって、去年の日記を読み返した。
最近は、ひと月に書いた日記をまとめるという月末の作業を九月分はやらないままで、十月もはしりがきが多い。
それは悪いことではなくてたんに関心とやり方の変化だけれど、そんななか去年の日記を読み返した感想は
「初年にしかない空気がある」というものだった。再編集して形にすることへの気持ちがわずかにうずいた。
9時から長電話。そのひとと電話するのは、たぶん今年の年明けぶりだった。
とちゅうで、重荷というほどではないけれどすこし気にしていたことがわかった。
人生の深淵がいつひらくかわからない、という話をする。
日記のことをあらためて考えた。その感じが今日の日記に出ていると感じる。