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不寛容 2021/11/11


晴れ。出勤退勤。原稿着。部屋をしっかりめに片付ける。

 

さいきん日没がきれいで眺めてしまう。

 

息抜きにふと翻訳小説を読み始めてみたら、読みにくいと感じて進まない。

この訳文は…という考えが一瞬よぎったが、よく考えたら、締め切りが近いじぶんの訳稿を抱えているときに、他の本はだいたい読めない。ゲラになって以降はとくに「間違いがないか検分する目」になっているからで、一時的に、普段より書かれたものにたいして不寛容になっているからだ。校了したら読もう。それまでは自分のを読む…。