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頭痛薬 2022/01/12


昨日はひさびさの終日雨。ほんの1日でも簡単に滅入ってしまう。

 

翻訳。午後に近所の職場に用事を済ませてすぐ戻り、16時からオンラインで友人と打ち合わせ兼世間話。

実りが多くなければいけないわけでもないけれど多くてよかったと感じた。話しているあいだは憂鬱も忘れた。

向こうの窓の外から届く訃報の知らせをしばし聴いた。

 

気持ちが乱れていたので気づいたところを無心に掃除し、寝る。

 

今日は晴れていた。仕事のメール、翻訳、洗濯、コインランドリーで乾燥機。

まだなんとなく調子が悪くて夕方に仮眠。

目覚めたら頭痛がしていて、久々に市販の頭痛薬を飲んだら、

いろいろな考えについてまわっていた重苦しさも、痛みとともに和らぐのを感じた。感情と薬品のことを思う。

たとえば、ある物質を外から加えたらあっさり変化するものの見方や感じ方は「世界観」といえるのかどうか。

 

そういえば九日(行きつけの古書店の開店五周年記念日!)に買った古書ーー

・スタージョン『[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ』若島正編

・スタージョン『きみの血を』山本光伸訳

・ル=グィン『闇の左手』小尾芙佐訳(何度変わっているか知らないが、旧版の装丁)

・山川直人『一杯の珈琲から』(著者の漫画をはじめて読んだ)