晴れ。
翻訳を進めていたら、理由はわからないが強い焦燥感が身体にまで来た感じで、胸が詰まって波立ち、どうしようもなくなった。仕事を切り上げて布団に戻って二時間ほど寝た。起きるとかなり頭痛がしたので頭痛薬を飲み、近所だが歩いたことがあまりない道を長めに歩いて、食料を買って帰った。部屋で、いろいろしたいことが浮かんできて、そのアイデアにひとりで感激してちょっと泣いて、ひとまずすっきりした。
まだやっていなくてやりたいことがあるとは。
最近、自分を急き立てすぎたかもしれない。
自分のやっていることの中途半端さに怯えていた気もする。
でも、どれほど焦っても、焦燥が身体を追い越すと手が止まる。
心臓がそりゃむりだよと言うのである。
心臓は眠っているときも打っている。
それを蹴飛ばすようなまねをしてはいけない。
身体が冷えていた。目を休めていなさすぎた。
数日前、Cass McCombsの"Windfall"のライブ映像を見ていたらいても立ってもいられなくなった。
でも、それは焦燥を促すものだったのか?
受け取ったのは、自分で自分を責め立てる力ではなかったはずだ。
どこか、心のなかで反芻する途中で、音と言葉を誤認したのではないか。
最初の歓びにとどまることのむずかしさ。
でも、もういちどそれをやってみるべきだ。