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Blue Dribble Aw 2022/01/31


晴れ。出勤退勤。絵本の翻訳の入稿。詩の原稿が届く。

 

停滞した気分で1月が終わる。

2月1日が旧正月で(韓国の友達が教えてくれた)、そこで仕切り直そうというふうに自分に言い聞かせている。

 

前夜にGarageBandでつくった音楽「Blue Dribble Aw」。

Boards of Canada風。というか、Boards of Canadaの『Music Has The Right To Children』を

過去に聴いていたから、こういう感じのものを作品として認識できたのではないかと思う。

 

「アリラン」「Ceremony」に続いて、なんとなく気持ちの落ち着かない現状をなんとかしようとして音で遊ぶことに傾注した、今月の到達点だと感じている、もちろん個人的な尺度で。たとえば、フィールドレコーディングをチョップしてビートをつくることを覚えた。これはすごい。

 

「Blue Dribble Aw」は、2020年に旭川の神楽岡公園にあるバスケットコートで録っていた音源と、夜中に弾いたギターの演奏を組み合わせて編集してできあがった。自分にとっては旭川で過ごした一昨年の秋の感じを思い出すよすが。ほかのひとにとってはどうなのかわからない。曲名の「Blue」はギターへのエフェクト「Blue Wave」から。ドリブルはもちろん、ビートの元になったバスケットボールのドリブル、「Aw」は…聴いてもらえば冒頭1秒でわかる。

 

日が変わる少し前に、先月の真ん中で連絡が途絶えていた友人からメールが届く。よかった。

 

よい年になりますように。