· 

関白宣言 2022/09/03


いま午前5時だが、前日分の日記としてしまおう。

 

朝、稽古に出かけるとFがいて「コーヒー飲むか」と言い、コーヒーを注いで渡してくれる。

幼馴染のFとはもう二十年近い付き合いだがいままでコーヒーを淹れてくれたことなどなかったので妙に心動かされた。

32歳は違うな、今日はコーヒー記念日だとかなんとか言って世間話をしているうちに、

なぜか身の回りで聞いた発言をさだまさしの「関白宣言」の節で歌うという流れになって、

げらげら笑いながらふたりでしばらくそれをやっていた。

 

稽古が終わって流しに立つと、となりに立っていたFが「コーヒーのフィルター替えて、豆入れとけよ」と言う。

おまえがやればいいじゃん、と応えると、Fは「関白宣言」の節で「飲んだのはおまえだ♪」と歌った。

フィルターを替えて豆を入れた。

 

午後、店番。

 

帰ってご飯を食べたあと腹痛がして、いちど寝たがまた2時ごろに痛みで起きる。

とりあえずお湯をためて浸かり、また横になったがすぐ痛くなったのでまた浸かり、

悪酔いして飲めなかったワインを温めてアルコールを飛ばしたものを飲む。

 

いま、救急車が表を通り過ぎて行った。

今月半ばまでに締め切りを設定している文章のことをぼんやり考えている。