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早朝 2022/12/15


日記、3年目にして最長のブランクではないだろうか(ひと月半ほど?)。

いま午前6時前、とくになにもしていないのに一睡もできなかった朝で、久しぶりに書こうという気持ちになった。

 

「その日に起こったことについて書いた日記をその日に公開する」ということが、

自分の生活にいまいち合わなくなっているのを感じる。来年からの方法を考えなくては。

 

映画を(配信で)よく見るようになった。

昨日は『囚われた国家』というSF映画を見た。とてもよかった。

 

いまボブ・ディランの「Not Dark Yet」を聴いている。最近よく聴いている。

 

最近カバーソング集を一枚作り、コラージュの連作40点を「The Shipwreck Standard」というタイトルでまとめた。

今年はコラージュをやったり、鍵盤のコードを覚えたり、友人のZINEの装画やデザインや編集をやったりした。

雑然としている。

 

11月のBig Thiefのライブ、15日の梅田クラブクアトロと18日のSpotify O-EASTに行った。

大阪公演の親密さは格別だった。四人のパフォーマンスがわたしの心を温め続けている。

 

以下、SNSにあげた「今年の〜」。

 

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・今年の一冊:木村敏『時間と自己』(中公新書、1982年)|「祝祭の精神病理」の章を読んでいるときに、自分と世界の認識の一大転換が起こった。直接の言及も引用もないが、今年発表した「코모레비 의 왕국 木漏れ日の王国」(「AntholoZine#5」所収)と「ファミリー・ビジネス」(「アルテリ14号」所収)は、この本があったから書けた。

 

・今年の一曲:Big Thief "Change"|「死は扉のよう/いままで行ったことのないところに通じている/死は空間のよう/深い海のような、スーツケースのような/ずっと太陽を見つめているつもり?/月が出るのを見ることもなく/ずっと光のなかを歩くつもり?/静かな夜の秘密を知ることもなく」……11月の梅田クラブクアトロでの来日公演も、この曲からはじまった(すばらしい夜だった)。

 

・今年の一本:「裏切りのサーカス(Tinker Tailor Soldier Spy)」(トーマス・アルフレッドソン監督、2011年)|五年以上ほとんど映画を見ない時期が続いたが、今年の後半から配信でぽつぽつ見るようになった。「裏切りのサーカス」の最後の五分間を見れたから、映画を見る習慣が復活してよかったとおもう。劇中で流れるフリオ・イグレシアスの「La Mer」は何度も聴いた。

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