朝いちに喫茶店に移動。翻訳ちょっと。
昼過ぎに再配達のレターパックを受け取る。北九州の友人からの贈り物だった。
クッキーと、マーマレードの小瓶、葡萄ジュースとヴァン・ショーのスパイスのバッグ。ありがたや。
ところでヴァン・ショーとはフランス語でホットワインのことだが、グリューワインという言葉で知っていた。
ドイツ文学者の恩師から教わったのではなかっただろうか? 記憶はないけれど、知るとすればそうやって知る気がする。
午後、九州の祖母の家に荷物を送る。
15分の仮眠をとった。目覚めたとき、「揺れてる?」と思った。
ラジオを付けさえしたけれど、勘違いだった。
北九州に礼状を書いていると、ちょうど日が沈む頃で、トーマス・バートレットの「Shelter」を聴いていた。
徐々に暗くなってくることは、手紙の上では、紙の色と万年筆のインクの色がお互いに似てくる、というように見える。
封をして、切手を貼る。最近は、20円とか30円とか40円とか7円とか、そんな古い切手を少しずつ使っている。
見た目にもなかなかいいもの。郵便局の前のポストに投函し、そのまま買い出し。
パスタを茹でる。パスタを茹でているときの7分はほかの7分より長いと感じる。
が、昨日から読みはじめた『マイ・アントニーア』を声に出して読んでいたらあっという間だった。