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ブルーベリー 2022/08/20


昨日は夜、カナダから帰国した人を羽田にお迎え。お土産たくさん。

 

そのなかに自家製のブルーベリージャムがひと瓶あって、今朝マフィンにのせて食べた。

おいしくて、ボニー・"プリンス"・ビリーの「ブルーベリー・ジャム」を思い出した。

 

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ブルーベリー・ジャム

ボニー・"プリンス"・ビリー|川野太郎=訳

 

生きるのがつらくて怖いとき

ワイフとぼくは、ブルーベリーをひとつぶ噛む

きついときが来たら、もたもたしない

畑にいそいで、ブルーベリーを詰む

 

これからの日々が厳しくて危険で

クリスマスが陽気になるなと脅し

ぼくたちに運べないほどの重荷を負わされたら

なにもかもほうりだして

ブルーベリーをひとつぶたべる

 

酒蔵のシェリーを切らしていて

だれもぼくの果てしない疑問に答えられず

だいすきなテリおばさんにも連絡できなくても

ぼくはジューシーなブルーベリーを味わえる

 

世界のリーダーたちが

モーやカーリーやラリー* みたいにふるまって

仏教徒たちさえ疑い深く、警戒して

落石が、身をかわしたり受け流したり

できないほどたくさんあるとき

リラックスして、

ブルーベリーをひとつぶ食べてごらんよ

 

穴に投げ入れた手斧が掘り出されてしまうとき

世界が霊安所のように思えるとき

みんなのクリーム入れがなくなって

乳製品もなくなって

ハーパーズ・フェリーの川があふれたとき

 

ワイフは「準備はいい?」ってきいて、

ぼくは叫ぶ、「いつでも!」

時間はむだにしない

ぼくはきみのブルーベリーを食べて、

きみはぼくのブルーベリーを食べるんだ

きっと大丈夫!

 

*アメリカのボードビル出身のコメディグループ「The Three Stooges」の三人。

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