昨日は夜、カナダから帰国した人を羽田にお迎え。お土産たくさん。
そのなかに自家製のブルーベリージャムがひと瓶あって、今朝マフィンにのせて食べた。
おいしくて、ボニー・"プリンス"・ビリーの「ブルーベリー・ジャム」を思い出した。
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ブルーベリー・ジャム
ボニー・"プリンス"・ビリー|川野太郎=訳
生きるのがつらくて怖いとき
ワイフとぼくは、ブルーベリーをひとつぶ噛む
きついときが来たら、もたもたしない
畑にいそいで、ブルーベリーを詰む
これからの日々が厳しくて危険で
クリスマスが陽気になるなと脅し
ぼくたちに運べないほどの重荷を負わされたら
なにもかもほうりだして
ブルーベリーをひとつぶたべる
酒蔵のシェリーを切らしていて
だれもぼくの果てしない疑問に答えられず
だいすきなテリおばさんにも連絡できなくても
ぼくはジューシーなブルーベリーを味わえる
世界のリーダーたちが
モーやカーリーやラリー* みたいにふるまって
仏教徒たちさえ疑い深く、警戒して
落石が、身をかわしたり受け流したり
できないほどたくさんあるとき
リラックスして、
ブルーベリーをひとつぶ食べてごらんよ
穴に投げ入れた手斧が掘り出されてしまうとき
世界が霊安所のように思えるとき
みんなのクリーム入れがなくなって
乳製品もなくなって
ハーパーズ・フェリーの川があふれたとき
ワイフは「準備はいい?」ってきいて、
ぼくは叫ぶ、「いつでも!」
時間はむだにしない
ぼくはきみのブルーベリーを食べて、
きみはぼくのブルーベリーを食べるんだ
きっと大丈夫!
*アメリカのボードビル出身のコメディグループ「The Three Stooges」の三人。
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